査定(不動産査定)とは、不動産会社などが対象物件の状態や事例を調査し、「売却できそうな価格」を算出することです。
不動産鑑定士が不動産の経済価値を見定めて鑑定する、「不動産評価額」とは異なるので注意が必要です。
■不動産査定:不動産会社が対象物件がいくらで売却できそうか独自に調査し、判断すること。不動産会社によって査定方法が異なるため、提出される査定額は不動産会社によって異なることが多いです。また、市場の需要と供給によって変化しますので、参考にできる期限は提出日から3ヶ月程度が妥当と思われます。
■不動産鑑定:「不動産鑑定士」が、経済情勢や市場の状況などを踏まえ適正な価格を判断すること。適正な価格であるため、その評価額は公示地価や固定資産税・都市計画税の算出に使われたり、金融機関が不動産の担保価値を算出されるために活用されます。