リフォームとは、古くなった内装や壊れた設備を「元に戻す」ことです。
「マイナスの状態をゼロの状態に戻す」という意味合いで使われることが多く、例えば汚れたクロスを新しいものに貼り替えたり、キッチンやユニットバスを交換したりする工事があげられます。
一方リノベーションとは、大規模な工事を行って価値を加え、その人のライフスタイルに合わせて「つくり変える」ことです。
リフォームがマイナスな状態をゼロに戻す(原状に戻す)という意味合いに対し、リノベーションはプラスに向上させるという意味合いをもちます。
リフォームのメリットは、工事期間が短く済むことです。目安としては、トイレの交換はわずか数時間で済みますし、ユニットバスの交換でも3~4日で完了します。
改修規模が小さい分、リノベーションするより費用も少なくすみます。部分的な修繕が多いので、完成をイメージしやすいというメリットもあります。
デメリットは、部分的な修繕・改修になるため、自由度は低く、デザイン性も追求いづらいという点です。
今までの雰囲気を残したい、使い勝手に不満がないような場合はリフォームがおススメです。