不動産売却に関する
【成功事例】
不動産売却を成功させるために、お客様が実際に体験した成功事例をご紹介したいと思います。
不動産売却の成功事例で知識と経験を補い、賢く売却しましょう。

不動産売却に関する【成功事例①】

不動産売却に関する成功事例をご紹介します

 

不動産売却に限らず、物事がうまくいかないのにも原因があり、うまくいくのにもその理由があります。

不動産売却は一生涯のうちそう何度も経験するものではありませんので、失敗した原因、うまくいった方法など、経験者から話を聞いたりアドバイスをもらったりすることもなかなかできないものです。

 

そこで、不動産売却をできるだけのぞむ結果にするために、お客様が体験した成功事例をご紹介したいと思います。

不動産売却の成功事例から知識と経験を補い、賢く売却しましょう(*^^*)

 

 

 

 

 も く じ

 ■1.不動産売却に関する成功事例①

         「一年近く売却できなかった中古住宅をリフォームしたら、一週間で申込が入りました!」

 ■2.成功に導いた「中古住宅リフォーム企画」の詳細

 ■3.中古住宅の売却方法

 ■4.「どの方法がいいの?」

    物件に合わせた中古住宅の売却方法を解説

 ■5.不動産鑑定士からのメッセージ:「不動産売却は、物件と自分に合った方法で」

 

■1.不動産売却に関する成功事例①

「一年近く売れなかった中古住宅をリフォームしたら、一週間で申込が入りました!」

 

 

 

築44年の住宅を、一年くらい前から売りに出していました。

当初はリフォームはせず、現状のままで販売していました。

リフォームしたからといって必ず売れる保証はないですし、余計な経費をかけたくなかったからです。

 

しかし、問い合わせや内覧希望は多数入るものの、いっこうに成約には至りませんでした。

 

売れない状態が1年近く続き、「このままでは売れないな」と思い始めました。

不動産会社の人から、「80万円のリフォーム費用をかけ、売値を100万円アップする」ことを提案をされ、思いきってやってみることにしました。

リフォーム後の画像をネットに公開したところ、問い合わせが殺到。

一週間後には値引なしで申し込みが入り、一ヶ月後に契約、一ヶ月半後には引渡となりました。

 

80万円の経費はかかりましたが、その分100万円高く売れたので、当初予定していたものより利益20万円アップです。

リフォームの効果に驚かされるとともに、思いきってリフォームして本当によかったと思っています。

■2.成功に導いた「中古住宅リフォーム企画」

 

今回の事例は、弊社のお客様の事例です。

相続された築44年の住宅を売却したいとのご相談を受け、対応させていただきました。

 

ほとんどの方がそうであるように、今回のお客様も不動産売却は初めてで、ご相談に来られた時は何から聞いていいのかも分からない、不安を抱えている状態でした。

 

実は、リフォームに関するご提案は、ご相談に来られた当初からさせていただいておりました。

ただ、不安を抱えているお客様に、さらに金銭的リスクを無理強いさせることはできません。

不動産売却には色々な方法があることをご説明した上で、まずは経費をかけず、現状のままで販売してみることにしました。

 

嬉しいことに、当初から反響はありました。

リフォームするまでの10ヶ月間にあった問い合わせは13件内覧は8件

 

問い合わせ内覧希望があるということは、立地や価格などいくつか条件が見合っており、検討の余地ありということです。

しかし、内覧しても決まらない。。。

これは、建物が気に入らない」「総合的に判断して価格が見合わない」という裏返しでもあります。

 

これが10ヶ月間に8回ほど繰り返され、売主様は

「現状のまま販売しても、この価格では売れない」

と悟ったとおっしゃっていました。

 

打開する方法として、一つに価格を下げるという方法もあります。

しかし、弊社の見立てはリフォームすればもっと高値でも売れるということでした。

 

ただ、リフォームは、やろうとおもえばどこまでもやることができます。

新築並みにキレイにすることだってできるのです。

重要なのは、リフォームをどこまでやるか?ということです。

 

今回は、反響が多かった(=その価格帯で希望している人が多かった)ことから、価格はあまり変えたくありませんでした。

上げたとしても、100万がMAXかなと判断しました。

リフォーム費用は価格をアップする分の100万円以内に抑える。

これを大前提にリフォーム案を考えました。

 

100万円以内で見た目の印象をよくし、買主様が生活する上で必要な最低限のリフォームであることがベスト。

見積金額を見ながらリフォーム項目を追加したり削除したりを繰り返し、最終的に決定した工事内容は以下の通り。

費用はおよそ80万円。

 

リフォーム項目

 

・トイレ交換

・全室クロス貼替

・全室網戸補修又は張替

・全室照明器具交換

・和室(畳表替え・障子貼替)×2部屋

・リビング(床改修・クッションフロア張替・エアコンスリーブ穴補修)

・モニターホン取付

・建具建付け調整

・ハウスクリーニング

 

 

このリフォームをすれば、売値が100万円アップしてでも売れる。弊社にはその確信がありました。

 

売主様はこのご提案を了承して下さり、リフォームをして販売することに致しました。

お陰様でリフォーム後の反響は上々で、募集内容を変更してからわずか一週間でお申し込みが入り、その一ヶ月半後には買主様へお引渡しが完了致しました。

 

売却まで少々お時間がかかってしまいましたが、この10ヶ月間が売主様の不安を取り除く為の期間でもあり、リフォームを決断する為に必要だった期間でもあったと思います。

■3.中古住宅の売却方法

 

 

不動産売却、特に中古住宅の売却方法は、以下の3つがあります。

 

■現状のままで売却する方法

リフォームして売却する方法

■不動産会社へ買取してもらう方法

 

 

 

■現状のままで売却する方法

 

 

事例の売主様が、最初にされた方法です。

物件に手を加えず、現状のままで引渡すことを条件に売却する方法です。

リフォームしたり設備を設置したいならどうぞご自由に。その代わり費用は買主様でご負担下さい」

という売却方法です。

 

メリットは、売主様に余計な経費がかからないことです。

買主様も、自分の予算の範囲で好きにリフォームできる点がメリットです。

 

デメリットは、内覧時のお客様の第一印象が悪くなりがちで、成約に至りにくいことです。

DIYがお好きなお客様じゃない限り、自分でリフォームするなんて面倒と嫌煙されてしまうことが多いです。

 

 

 

リフォームして売却する方法

 

 

売主様の費用負担でリフォームしてから売却する方法です。

 

メリットは、見た目の印象がよくなり、成約に至りやすいということです。

リフォームの内容によってはすぐに入居できる場合が多いので、急いで中古住宅を探しているお客様にも対応できます。

又、リフォーム中に不具合や故障が見つかるケースが多く、購入後のクレームを防止するというメリットもあります。

 

デメリットは、リフォームしたからといって絶対に売却できるとはいいきれない為、費用の面でリスクを背負うという点です。

又、リフォーム内容がお客様の要望につながらない場合もあります

例えば、費用をかけてエアコンを設置したが、それよりだったらストーブをつけてほしかったと言われ、追加で要求してこられる方もいらっしゃいます。

 

 

 

■不動産会社へ買取してもらう方法

 

 

不動産会社に売却の依頼(買う人を見つけてほしいと依頼)するのではなく、不動産会社に買ってもらうことです。

 

メリットは、不動産会社と話がまとまれば短期間で不動産を手放すことができ、現金が手に入ることです。

又、仲介手数料や測量費など、経費がかからず売却できるのもメリットです。

さらに、相手(買主)はプロという扱いですから契約不適合責任が免除されます。

 

契約不適合責任とは、契約と異なるものを売却した場合、売主はその責任を負わなければならないということです。

例えば雨漏りや白蟻被害など、それら欠陥が契約書に書かれていなかった場合、売主は補修をしたり契約を解除される可能性が出てきます。

しかし、買主が宅建業者(不動産会社)である場合、その責任は免除されます。

 

デメリットは、売値が市場価格より安くなってしまうことです。

だいたい1~3割程度安くなるといわれますが、物件によって変わるので一概にはいえません。

不動産会社が再販するにあたり、経費(測量費、草刈り、リフォーム費用など)がかかりますし、利益も乗せなければなりません。

又、売れるかどうか分からないリスクを背負う為、市場より安い価格で買い取る必要があるわけです。

■4.「どの方法がいいの?」物件に合わせた中古住宅の売却方法を解説

 

 

中古住宅を売却したい場合、3つの方法があると説明しました。

①現状のままで売却

リフォームして売却

③不動産会社へ買取してもらう

 

では、3つの方法のうち、どれを選べばいいのでしょうか?

 

 

■現状のままで売却するのに向いている物件や条件

 

現状のままで売却することに向いている条件には、以下のようなものがあります。

 

☑売却時期はあまり急いでいない

☑経費はかけたくない。経費をかけるよりだったら安くした方がいいと思う方。

査定額が比較的低い価格だった物件

☑建物は古いが立地がいい物件

 

売れるかどうか分からないものに、高いリフォーム費用をかけるのは一種のリスクです。

「経費をかけるくらいだったら価格を下げた方がいい」

と思う方も多いでしょう。

極力リスクを減らしたいという方は、まずは現状のまま売りに出してみることをおススメします。

 

 

 

リフォームして売却するのに向いている物件や条件

 

リフォームして売却するのに向いている物件や条件は以下の通りです。

 

☑できるだけ高値で売却したい方

☑立地がいい物件

☑内覧があるのに成約に至らない物件

査定額が高値だった物件

 

基本的に、高値で売却したい場合、もしくは高値で売却できそうな物件は、ある程度リフォームして売却することをおススメします。

高額な物件の購入を検討される方は、それだけ高い品質を求めるからです。

 

2,000万円以上の価格で募集しているのに、網戸が破れていたり畳が色あせていたらどうでしょう?

不動産売却のポイントは、価格に見合った商品づくりです。

 

 

 

■不動産会社へ買取してもらう

 

一方、以下のような場合は買取が向いています。

 

転勤離婚相続などで売却を急いでいる方

☑すぐに現金化したい方

☑古い、道路が狭いなど、買い手がつきづらい物件

☑一年以上買い手がつかなかった物件

☑雨漏りや白蟻被害があることが分かっている物件

☑売った後のトラブルやクレームを避けたい方

☑仲介料や測量費、リフォーム費用など売却にかかる経費を用意できない方

 

買取時の売却期間は、長くても一ヶ月程度です。

約一ヶ月程度で現金化できるので、スピーディな現金化を求めている方に向いています。

 

測量や草刈り、動産処分など、本来売主がやるべき費用は査定額から差し引かれ、買取額が決定します。

買取額はその分減りますが、実行するのは買主である不動産会社です。

持ち出し費用なしで売却できる為、経費を用意できない方に向いています。

 

古さや欠陥などで買い手がつきづらい物件

仲介で一年以上販売しても買い手がつかなかった場合は、さらに売却が難しくなります。

 

又、雨漏り白蟻被害などがある場合、その可能性がある場合も同じです。

売却後、雨漏りや白蟻被害が見つかった場合、売主は契約不適合責任が問われ、修繕や損害賠償を求められる場合もあります。

不動産会社へ買取してもらった場合はその責任が免除されますので、そういう可能性がある場合は買取してもらうのが無難です。

 

 

■5.不動産鑑定士からのメッセージ

不動産鑑定士
(株)鑑定ありすと 不動産鑑定士 最上 伸子

不動産売却は、自分と物件に合った方法で

 

上記のように、不動産売却の方法は色々あります。

不動産は立地や面積、築年数、建物の管理状態、前面道路の種類など条件がみな異なるため、一概に「これが一番正しい方法」といえるものでもありません。

だからこそ不動産売却は難しいのです。

 

一ついえるとすれば、

その不動産と売主様に合った不動産売却の方法をチョイスすることだと思います。

 

その不動産に合った方法については、上記「不動産売却。どの方法がいいの?」で記したの通りです。

各不動産売却の方法に向いている物件や条件を参考になさって下さい。

 

あとは、売主様に合った方法です。

性格的に、リスクを背負うことが大きなストレスになってしまう方もいらっしゃるかと思います。

事例の売主様のように、リフォームして売却した方が売りやすい不動産だったとしても、まずは他の方法を試してみて、最後の手段としてリフォームするというのもありだと思います。

 

難しい不動産売却を、お一人でこなしていくことは本当に大変です。

できれば信頼できる不動産会社へ相談し、二人三脚でやっていくのが一番です。

 

大手だから、、、

評判がいいから、、、

と安易に決めず、不動産会社選びはしっかり行ってほしいです。

 

相談はほとんどの不動産会社が無料で行っていると思うので、たくさんの不動産会社へ相談し、「この会社へお願いしたい」と思える不動産会社を見つけてほしいと思います。

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